介護は10年続くことも!毎日薄甘い味付けでは楽しくない

薄味がいいと決めつけない

病院食がうす甘いのは、塩分を制限しているからほかの調味料で味付けをする必要があるからで、高血圧の人が多いためそのような食事になっています。しかし、もうひとつの理由に高齢者はあっさり味が好きという思い込みがあるといえるでしょう。味覚は3歳ごろまでに形成され、味を感じる舌の組織は成人でピークを迎え1万個になり、80歳ぐらいで半減します。つまり、高齢になるほど味を感じにくくなるため、介護食はむしろ濃い味付けがちょうどいいのですよ。

メリハリをつけて認知症予防

介護施設などではイベントやレクリエーションなどで、女性にメイクをほどこして鏡でみせてあげることもあります。そうすると、ふだんは元気のないお年寄りが1日ピシっとしていることもあるそうです。また、1日中パジャマでいるよりも着替えさせることで脳に刺激をあたえられるので、生活にメリハリをつけることができ、認知症の進行を抑制できるといえるでしょう。それは、食生活でも同じことがいえます。高齢者だからとか、認知症が進んできたから薄味がいいとかいうのは、余計なお世話といえるでしょう。味付けはなるべくその人が昔から好んでいるものにし、食感や切り方で変化をつけるようにすることが認知症を予防する介護食のポイントですよ。

薬味のアクセントで食欲を増進

しかし、医師からは塩分を控えめにするように強くいわれていることもあるでしょう。それでも、薄味の食事があわずに食欲が落ちてしまえば困りますよね。塩分をおさえたとしても、食べてもらうための工夫はいろいろあるものです。その一つが香りになります。食べづらく面倒という理由で薬味をおざなりにしていないでしょうか。和食なら生姜や山椒、七味や青じそ、小ネギ等、洋食ならシナモンやクローブ、パセリ等のハーブ類、こうしたアクセントが食欲増進を手助けしてくれますよ。薬味のいい香りで食べたいという気持ちを引き出してあげましょう。

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